こんにちは、さとむぎ夫婦です。
関西人のツッコミといえば、「なんでやねん」。
そんな「なんでやねん」を何度も繰り出し、ついつい笑ってしまうシリーズ絵本をご存じですか?
そのシリーズ絵本の名は、ズバリ「なんでやねん」。
親しみある絵とテンポの良い展開に爆笑必死のシリーズ絵本なんです。
娘が2歳から読んでいて、読むたびに「なんでやねん!」とツッコんでいます。
そんな、「なんでやねん」シリーズを全力で紹介していきますので、ぜひ、お子様との楽しい時間に活用してください!
なんでやねんシリーズ全冊紹介
2023年1月現在までで、なんでやねんシリーズは全5冊出版されています。
1冊ずつ見どころを紹介していきます。
なんでやねん
2013年に出版された記念すべき第1作のタイトルは「なんでやねん」
まさにタイトル通り、シンプルにツッコミどころ満載の展開が続きます。
朝起きたらちょんまげが生えていたり…
パジャマを脱いだらふんどししてたり…
想像つかない展開が次々起こり、どんどんツッコミが入ります。
人気絵本作家の中川ひろたかさんとコラボレーションした第1作。
「そんなことあるわけない!」と思いながらも、ついつい笑ってしまう楽しい1冊です。
おふろでなんでやねん
2作目は近所のお風呂屋さんが舞台の「おふろでなんでやねん」です。
家族のほほえましい日常の一コマなのに、爆笑ギャグの連続です。
お風呂さんに行ったら、お父さんが…
お風呂のチケットをかったら…
中に入ろうととびらをあけたら…
もう、ネコまでもがツッコミを入れています。
最後のオチも良くできていて、1作目とはまた一味違います。
家族で銭湯に行きたくなる、そんな微笑ましい1冊です。
ゆうえんちでなんでやねん
3作目は、家族で出かけた遊園地が舞台の「ゆうえんちでなんでやねん」です。
ゴーカートやジェットコースターといった、お決まりの乗り物でツッコミどころ満載の展開が続きます。
遊園地で最初にヘルメットを渡されるのですが、もうツッコミを待っているとしか思えません!
一番の見どころはバンジージャンプ。
ジェットコースターがトンネルに入って抜けてくるところも見逃せません!
本当にこんな遊園地だったら困りますけどね…。
絵本だからこそ楽しめる内容です。
まほうでなんでやねん
4作目は、1作目と同じ家の中なのですが、なんと魔法使いが登場する「まほうでなんでやねん」です。
テレビの調子が悪く困っていると、次々に登場する3人の魔法使いたち。
怪しげな呪文を唱えて、テレビを直そうとするものの…。
当然、ちゃんと直ることもなく、ツッコミどころ満載の展開がまっています。
なんといっても、魔法使いは何だったのか…というオチが秀逸です。
これまでの3作とは、また違うテイストで楽しめます。
うみでなんでやねん
5作目の舞台は、家族で出かけた海水浴の「うみでなんでやねん」です。
家族みんなで海水浴に行き、水着に着替えて準備万端!
ところが、海の中からおすもうさんが出てきたり、昔話のキャラクターがやってきたり…。
すぐに「なんでやねん」を連発です。
絵のやわらかさと、ボケが絶妙にマッチして、ほんと笑っちゃいます。
5作目でも飽きさせない内容で、とても楽しい1冊です。
なんでやねんシリーズがおすすめな年齢と理由
文字数が少なく、テンポが良いので、2歳頃から楽しめます。
「なんでやねん」と何回もでてくるので、繰り返し読み聞かせをしていると、自然に子どもが「なんでやねん!」と言ってくれます。
4歳・5歳を過ぎてくると、自分で読みながらでも楽しめます。
ところどころある、絵の矛盾点にもズバッとツッコミを入れられますよ。
娘が通う保育園でも、2歳児クラスから5歳児クラスまで大人気です。
読んでいる私たちも、つい声にだしてつっこんでしまう、ほんと楽しいシリーズになっています。
なんでやねんシリーズ作者の他の作品
「なんでやねん」シリーズは、文を鈴木翼さん、絵をあおきひろえさんが担当しています。
文を担当している「鈴木翼」さんは、保育士としての経験を活かし活動する人気の遊び歌作家です。
絵本では文を担当しており、いろんな絵本作家さんとの作品を出版されています。
そんな鈴木翼さんの絵本の中から、おすすめの1冊を紹介します。
おばけマンション
絵を村上康成さんが担当している、ちょっと間抜けなおばけたちが住むマンションのおはなしです。
おばけのお話ですが、ユーモラスなキャラクターが登場してクスッとできる1冊です。
2人の子どもが魔女の家を訪ねてきて、そこから楽しい展開が待ってます。
最後には、2人の子どもの正体も明らかになり、その面白いラストも必見です。
絵を担当している「あおきひろえ」さんは、ご自身で絵本を作ることはもちろん、他の作家さんとの作品も多く出版されています。
そんなあおきひろえさんの絵本の中から、おすすめの1冊を紹介します。
ここにいる
お父さんとわたしの日々、お父さんの最期の日までを描いた作品です。
淡々と父親との思い出を描いているだけなのに、どこか涙してしまう素敵な絵本です。
人の死と向き合い、自分の生き方と向き合い、人生が愛おしくなる1冊。
なんでやねんシリーズまとめ
今回、ツッコミどころ満載の「なんでやねん」シリーズを紹介しました。
絵も可愛くて、テンポも良くて、どんどん読み進められちゃう、素敵なシリーズです。
ぜひ、お子様と一緒にたくさん笑って、楽しい時間を過ごしてください!