こんにちは、さとむぎ夫婦です。
「知育ってよく聞くけど何?」と思うママパパも多いと思います。
簡単に言えば、三育のひとつで、よく考える力を身につける教育のことです。
「三育」とは、「知育(頭)」・「徳育(心)」・「体育(体)」をバランスよく行うことを指します。
- 「知育」・・・よく考える力を身につける教育。
- 「徳育」・・・道徳心を養う教育。
- 「体育」・・・健康的な体をつくる教育。
脳は3歳までに成人の9割ほどまでに発達します。
そのため、3歳までの期間が知育に最も効果的な期間とされています。
では、1歳の知育ってどんなことをしたらよいのでしょうか?
生まれて1年たったばかりで、教育って早いような気もしますが、脳の発達はどんどん進んでいます。
教育とかしこまらず、赤ちゃんに遊びを通して、今後いろいろな興味がわくように、さまざまな刺激をしてあげればOKです。
この記事では、特に1歳でしておいた方がよい知育活動を3つ紹介します。
どれも手軽に取り組めるので、できることからどんどん始めてください!
何より子どもと一緒に遊ぶことが知育には1番なので、ママパパも楽しく取り組めば大丈夫です!
ぜひ、この記事を読んで、お子様とたくさん遊んでくださいね!
1歳の知育でやっておきたいこと①:知育玩具で遊ぶ
ひとつめは、おもちゃでたくさん遊ぶことです。
知育玩具といっても、特にあらたまったものではなく、子どもが好きなおもちゃで遊ぶことが知育につながります。
特におすすめなのは、手先をたくさん使うおもちゃです。
手をたくさん動かすことで、脳への刺激となり、発達に良い効果が期待できます。
そんな、手先をたくさん使う知育玩具を3つ紹介します。
積み木
昔ながらの木製の物や、軽い素材でつくられた積み木など、種類も豊富にあります。
はじめは、上に積み重ねるだけでも難しいので、まずは平面に並べるだけでもOKです。
何度もやっているうちに指先の感覚がついてきて、少しずつうまく積めるようになります。
また、積み木の遊び方に正解はないので、自由な発想が身につき、想像力も高められます。
ブロック
ブロックも手先をたくさん使う、おすすめの知育玩具です。
積み木と同じように、並べたり積み上げたりするおもちゃですが、一番の違いは、はめたら外れないところです。
ブロックをつなげたものを、そのままおもちゃとして使え、見立て遊びをすることができます。
1歳だと自ら見立て遊びは、まだ難しいですが、親が「○○みたいでねー」と声掛けをしながら遊ぶと、子どもも想像してくれます。
パズル
知育玩具の代表と言えば、やっぱりパズルです。
1歳だと型はめパズルから始めて、スムーズにできるようになったら板パズルへと進めていきましょう。
パズルは手先を使うだけでなく、空間認識や色彩認識の力も高められるので、本当におすすめです。
アンパンマンやディズニーなど、たくさんのキャラクターのパズルがあるので、子どもの興味を引きやすいのもポイントですね。
どれも1歳だけでなく、年齢があがってからも使えるおもちゃばかりです。
積み木やブロックは成長していくと、いろんな遊び方をするので、見ている親も楽しいです。
パズルはレベルをどんどん高めていけるので、子どもの意欲につながりますし、親も子どもの成長を感じられますね。
1歳の知育でやっておきたいこと②:絵本の読み聞かせ
ふたつめは、絵本の読み聞かせです。
言葉の発達はもちろん、感情を豊かにすること、社会のさまざまなことを知っていくことなど、多くの効果があります。
幼児教育本を読むと、「3歳までに絵本を1万冊読み聞かせることで賢い子が育つ」と、書かれているぐらい、読み聞かせは子どもの成長に重要です。
1万冊と聞くと、多いと感じますが、本の数にとらわれず、子どもと楽しくコミュニケーションを取りながら行っていきましょう。
特に、1歳におすすめの絵本の種類を3つ紹介します。
オノマトペをふんだんに使った絵本
オノマトペとは、自然界の音・声・物事の状態や動きを音で象徴的に表した言葉です。
擬声語・擬音語とも言い、「コロコロ」・「ポンポン」・「ふわふわ」など、1歳でも理解しやすい言葉がたくさんあります。
オノマトペは言葉から状況を想像しやすくなるだけでなく、繰り返し言葉が多いので、声に出しやすいのも特徴です。
体をうごかす絵本
つかまり立ちから、ひとり歩きが出来るようになる時期で、子どもはとにかく動き回りたがります。
落ち着いて絵本を読めない時におすすめなのが、体を実際に動かす絵本です。
ただ絵本を読み聞かせるのではなく、絵本に書いてある動作を一緒にすることで、子どもも楽しんで聞いてくれます。
また、子どもをぎゅっとしたり、ほっぺを合わせたりする絵本もあって、愛情をたっぷり伝えられますよ。
同じ展開が繰り返される絵本
文章が長くなると、まだまだ理解が難しい1歳には、同じパターンが繰り返される絵本がおすすめです。
同じ展開が何回も繰り返されことで、興味を引きやすく、内容も把握しやすくなります。
また、繰り返しによる心地よりリズムが、子どもを絵本に集中させてくれ、いつの間にか絵本の内容を覚えててしまうなんてことも。
わが家は絵本を買うことはもちろんですが、図書館をフル活用して、毎月50冊以上の絵本を借りてきます。
子どもが興味を持った絵本はもちろん、親が読みたい・読ませたいと思った本もどんどん借りて読んでいます。
特に小さい間は、親が読みたいものもすんなり聞いてくれるので、いろんなジャンルの本を読んであげてください。
1歳の知育でやっておきたいこと③:言葉を増やす活動
2歳になると言葉の「爆発期」を迎え、それまで喃語が中心だった子どもから急に言葉があふれ出してきます。
ただ、言葉の爆発期を起こすためには、たくさんの言葉のシャワーを浴びて多くことが重要です。
ひとつは先ほど紹介した絵本ですが、他にも言葉の発達を促すためにしておくと良い知育活動があります。
特におすすめの言葉を増やす遊びを3つ紹介します。
童謡
一番のおすすめは童謡を聞かせることです。
いろんな童謡を何度も聞かせていると、音楽に反応して体を動かすようになってきます。
また、童謡の歌詞を聞き取って、マネして言葉を言おうと頑張ってくれます。
ママパパが歌っても良いし、CDなどでかけ流しをするのも方法です。
手遊び歌もたくさんあるので、スキンシップをとりながら歌うと、子どもも喜んでくれますよ。
フラッシュカード
いろいろな絵と単語が書いてあるカードを1秒に1枚、親が読みながら子どもにどんどん見せる知育活動です。
暗記で有名なフラッシュカードですが、小さい子どもにとっては遊びらしく、娘はめちゃくちゃ笑ってやってくれます。
フラッシュカード専用のものじゃなくても、カード型であればできるので、子どもが好きな物から選んでやるのがおすすめです。
発語はできなくて全然OKなので、目と耳からどんどん情報を入れてあげてください。
お返事あそび
名前を呼ばれて「はーい!」と返事をする遊びです。
まずは、自分の名前を呼ばれたら、元気よく返事できるようにしていきます。
名前の返事ができたら、物の名前を言って、その物を指差して「はーい!」と返事をする遊びに進んでいきます。
初めはママパパがお手本を見せてあげることで、物の名前を認識し、子どもの語彙を増やしていくことが可能です。
慣れてきたらリズムよくやると、子どもがきゃっきゃっ言って、楽しいですよ。
娘は絵本の読み聞かせと合わせて、童謡を歌うことやフラッシュカードをたくさんしていたおかげで、言葉の発達がとっても早いです。
2歳の頃には、言葉である程度の意思疎通が可能で、娘も自分の感情を言葉で言うようになってました。
3歳の今では、大人と変わらず会話ができるので、不思議な感じで面白いです。
1歳知育のコツ
ここまでおすすめの知育活動を紹介してきましたが、知育をするうえでのコツを3つお伝えします。
- 年齢に合った方法を選ぶ
- 親も一緒になって遊ぶ
- 子どもの興味に合わせる
年齢にあった方法を選ぶ
1歳児は、見る・聞く・触ると言った五感を刺激するような遊びをたくさんしてあげてください。
考える前に、たくさんのことを感じることが大切です。
手の感触、耳に入る音の感覚、色や空間の認識、どれも脳の発達に重要な要素です。
遊びの中で、たくさんの感覚を刺激する方法を選んであげましょう。
親も一緒になって遊ぶ
親と子どもが向き合ってコミュニケーションをとりながら、一緒に遊ぶことが大切です。
まだまだ1人遊びが難しい1歳なので、親がしっかりと関わってあげてください。
子どもは親が見てくれている安心感で、思う存分遊ぶことができます。
そして、親が一緒に遊んでくれることが、子どもの心の安定につながります。
子どもの興味に合わせる
子ども自身が遊びを楽しめることが何より重要です。
興味がないことを無理やりやらせても、子どものやる気が無くなってしまうだけです。
そのため、子どもの反応をよく見て、楽しめる活動をたくさんしてあげてください。
もちろん、子どもの世界を広げるために、全く知らない遊びを提案することはOKです。
そのときも、子どもが興味を持ってくれたらラッキーぐらいの気持ちで、気軽に遊ばせてあげましょう。
1歳知育のまとめ
今回、1歳の知育でやっておきたいことを3つ紹介しました。
- 知育玩具で遊ぶ
- 積み木
- ブロック
- パズル
- 絵本の読み聞かせ
- オノマトペをふんだんに使った絵本
- 体をうごかす絵本
- 同じ展開が繰り返される絵本
- 言葉を増やす活動
- 童謡
- フラッシュカード
- お返事あそび
また、1歳知育のコツもお伝えしました。
- 年齢に合った方法を選ぶ
- 親も一緒になって遊ぶ
- 子どもの興味に合わせる
何にでも興味を持つ1歳だからこそ、たくさんのことに触れさせて、子どもの世界を大きく広げてあげてください。
また、子どもが興味を持ったことは、とことん遊ばせてあげると、どんどん成長してくれます。
ぜひ、この記事で紹介した知育活動で、誰よりママパパが楽しんで、お子様の成長につなげていってください!