子どものはさみの練習どうする?練習の4ステップとおすすめはさみを紹介!

子どものはさみの練習どうする?練習の4ステップとおすすめはさみを紹介!

こんにちは、さとむぎ夫婦です。

子どものはさみの使い始めって、どうすれば良いか悩みませんか?

「子どもがはさみに興味をもつようになったけど、練習をどうしたらいいの?」

「いきなり子どもに、はさみを持たせても大丈夫?手を怪我したりしない?」

 

子どもの興味とは反対に、はさみの扱いにママとパパは心配せずにはいられません。

だけど、せっかく子どもがやる気になっているなら、はさみの練習をさせてあげたいですよね。

 

この記事を読めば、子どものはさみの練習の方法がわかるだけでなく、おすすめのはさみや練習用プリントまで知れます!

具体的には、

  • はさみを練習する前に気を付けること
  • はさみの練習4ステップ
  • 幼児におすすめのはさみ
  • はさみ練習用プリント無料サイト

こんなことを、紹介していきます。

 

はさみの練習は、手先を使いますし、集中力も必要なので、知育にもとっても良いんです!

ぜひ、この記事を読んで、お子様と一緒にはさみの練習をしてあげてください!

目次

はさみを練習する前に気をつけること

はさみの練習をするときは、ケガをしないように注意が必要です。

はさみを練習する前のお約束として、気を付けなければいけないことが5つあるので、子どもと一緒に確認しましょう。

  1. 大人と一緒に使う
  2. 座って使い、持ったまま歩かない
  3. はさみを人に向けない
  4. 使わないときは刃を閉じる
  5. 置きっぱなしにしない

①大人と一緒に使う

はさみの練習をするときは、必ずママパパなど、大人と一緒に使うようにしましょう。

大人がいないところで使ってしまって、ケガをしてしまっては大変です。

子どもにもはさみの練習をしたいときは、声をかけるように伝えておきましょう。

②座って使い、持ったまま歩かない

はさみの練習は座って行うようにしましょう。

立つ・歩くといった不安定な状態ではさみを使うと、思わぬ事故につながる危険性があります。

子どもがどうしても動き回ってしまうときは、無理にはさみの練習をせず、別の遊びをしてあげてください。

③はさみを人に向けない

幼児用はさみは大人用よりも安全に作られていますが、刃物であることには違いがありません。

はさみを人に向けて、他の人をケガさせてしまうかもしれないことを、しっかりと子どもに伝えたうえで練習をしましょう。

④使わないときは刃を閉じる

はさみの刃を閉じずに置いておくと、次に使うときに刃を触ってしまうかもしれません。

刃に触れてケガをしないためにも、はさみを使わないときは刃を閉じるようにしましょう。

⑤置きっぱなしにしない

はさみを使い終わったら、必ず片付けてください。

置きっぱなしにしておくと、子どもが勝手に遊んでケガをする危険性があります。

子どもと約束事をして、片づける場所をしっかりと決めておきましょう。

はさみの練習4ステップ

はさみを練習する前のお約束を確認できたら、実際にはさみの練習をしていきます。

はさみの練習は4つのステップにわけて行います。

  1. 正しい使い方を覚える
  2. 短い直線を一度で切る練習
  3. 長い直線を複数回で切る練習
  4. いろんな線に沿って切る練習

ステップ1:正しい使い方を覚える

初めのステップは、はさみの正しい使い方を覚えることです。

実際に紙を切る前に、はさみの持ち方を動かし方を教えましょう。

●持ち方

まずは、はさみの持ち方を覚えます。

はさみの上の穴(小さいほうの穴)に親指、下の穴(大きいほうの穴)に人差し指と中指を入れます。

安定しない場合は下の穴に薬指を入れてもOKです。

脇を体にくっつけたり、肘を机に置いたりと安定した状態で使うようにしましょう。

●動かし方

持ち方を覚えたら、はさみの動かし方を覚えましょう。

はさみを持って、はさみを開く動作と、閉じる動作をやってみます。

大人と一緒に動かして、はさみの動きがどういうものかわかるようにしましょう。

 

はさみを開くときに「パー」、閉じるときに「グー」と動きに合わせて声を出してやると、スムーズにできることが多いのでおすすめです。

ステップ2:短い直線を一度で切る練習

ステップの2つめは、実際に紙を使って、短い直線を切る練習をしていきます。

初めてはさみで紙を切るので、1回の開く・閉じるという動作で切れる長さで練習します。

このステップを丁寧に繰り返すことで、適切な力の入れ方を身につけられるので、何度も行ってください。

●紙の準備

練習用の紙は、1回で切る幅(2cm程度)の細長いものを用意します。

切る部分に線を引いておき、どこを切るのかはっきり分かるようにしましょう。

マス目を作って、四角の中に好きなシールを貼ってやると、楽しみながらやってくれます。

●紙を切る

準備した紙を使って、実際に切ってみましょう。

何回も紙を切ることで、「はさみで切る」という感覚を覚えていきます。

このとき、紙を持つ位置に気を付けてください。

近すぎると危ないですし、遠すぎると切りにくいので、安全で子どもが切りやすい持ち位置を見つけることが大切です。

ステップ3:長い直線を複数回で切る練習

3ステップ目は、少し長い直線を切る練習をしていきましょう。

1回だけの動作から、2回~3回の連続した動作で切ることを身につけていきます。

●紙の準備

練習の紙には、2~3回で切る幅(5~6cm程度)の紙を用意します。

1回で切るときと同じように、切るための線を引いておきます。

こちらも長方形のマス目に、シールを貼ったり、絵を描いたりして、楽しく練習できる工夫をしてあげましょう。

●紙を切る

準備した紙を使って、実際に切っていきます。

ポイントは、

  • 開く・閉じるという動きを繰り返す
  • 閉じきる前にはさみを開く
  • 開いたときに、紙を手前に動かす

この3つです。

1回で切る時よりも急に難しくなるので、ママパパがお手本をみせたり、手を添えて助けてあげながら進めてください。

ステップ4:いろんな線に沿って切る練習

最後のステップは、いろんな線に沿って切る練習をします。

直線と違って、紙の方向を変える必要があるので、子どもには難易度の高い動作です。

すぐにできなくて当然なので、少しでもできたら褒めて、やる気を引き出してあげてください。

●紙の準備

練習の紙に、ジグザク、曲線、丸などいろんな線を書いてあげてください。

折り紙を半分に折っていろんな線を引き、切り抜きをすると、いろんな形ができあがって子どもが楽しんでやってくれます。

●紙を切る

準備した紙を実際に切っていきましょう。

このとき、ステップ3のはさみを開いたときに、紙を動かす動作ができていることが重要です。

線に沿って紙を切るためには、紙を切る方向に合わせて動かしていきます。

 

子どもはどうしても、はさみを動かそうとしてしまいがちなので、紙を動かす意識を持たせるように働きかけましょう。

ママパパが紙を動かしながら切るお手本を、見せながら少しずつ練習を進めてください。

幼児におすすめのはさみ3選

ここまで、はさみの練習についてお伝えしてきましたが、どんなはさみを使えば良いか悩みますよね。

子どもの手の大きさと利き手に合わせてはさみを選ぶことが大切です。

特におすすめできる幼児用のはさみを3つ紹介します。

クツワ きっちょん

2歳から使うことができるはさみです。

「よくきれる!のにあぶなくない!」と謳っており、握力の弱いときでも使いやすいようになっています。

最初に使うはさみにピッタリです。

 

右手用に5色とデザインが豊富なところも嬉しいポイントです。

左手用は1色ですがちゃんと用意されています。

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サンスター文具 安全練習はさみ

「紙はよく切れるのに手は切れにくい」ブレードガードがついています。

はさみの使い方に慣れたら、ブレードガードを外すことで通常のはさみとして使うこともできます。

練習用から日常使いまで長く使えるはさみです。

こちらのはさみは右手用のみとなっています。

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銀鳥産業 かみきりくん

2歳から使うことができ、刃先に安全ガードが付いています。

はさみの手を入れる穴の大きさが同じなので、右利きでも左利きでも使うことができる優れものです。

2歳だと利き手が定まっていないこともあるので、どちらでも使えるはさみをひとつ準備しておくのもおすすめです。

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はさみ練習用プリント無料サイト3選

練習方法も分かったし、はさみも準備できたけど、練習用の紙を作るのが大変…。

そんなときには、練習用プリントを無料でダウンロードできるサイトを活用しましょう!

おすすめの無料でダウンロードできるサイトを3つ紹介します。

ちびむすドリル

ちびむすドリルは、幼児知育のためのプリントが大量に合って、なんと全て無料でダウンロードが可能です!

もちろん、はさみ練習用のプリントもたくさんあるので、まずはこのサイトを見てみることをおすすめします。

可愛いイラストのプリントがいっぱいあるので、子どもが楽しく練習できますよ。

無料ぬりえ・ぼくらのずこうしつ

無料ぬりえ・ぼくらのこうしつは、はさみを使い始めたお子さん用のプリントをダウンロードできます。

ステップ順にまとめられているので、上から順番にプリントして練習すれば、どんどん成長してくれます。

また、切る練習のためだけでなく、切った後に遊べるようになっているので、飽きずに楽しめるのもポイントです。

モンテッソーリポータル バンビーノ

モンテッソーリポータル バンビーノは、上野毛モンテッソーリこどものいえ「バンビーノ」で子どもたちが使っている教材をダウンロードできるサイトです。

はさみの練習で使えるだけでなく、切って工作を楽しめるものまであるので、初めての練習から、上手になってきた後も長く使えます。

実際、はさみはいつから練習できる?

ここまで、はさみの練習方法や道具についてお伝えしてきましたが、実際にはさみの練習はいつからできるのでしょうか?

はさみの練習は、2歳前後からがおすすめです。

 

手先もある程度使えるようになってきて、ママパパの指示も通る年齢だからです。

ただ、一番大切なことは、子どもがはさみを使うことに興味を持つことです。

はさみへの興味は、1歳頃から持つ子もいますが、指先がある程度思うように動かせないと、はさみを使うのは危険です。

シール貼りなど、別の指を使った遊びがある程度できるようになってから、はさみの練習を進めていきましょう。

子どものはさみの練習まとめ

今回、子どものはさみの練習方法から道具の準備まで詳しくお伝えしました。

はさみを練習する前に気を付けること

  • 大人と一緒に使う
  • 座って使い、持ったまま歩かない
  • はさみを人に向けない
  • 使わないときは刃を閉じる
  • 置きっぱなしにしない

はさみの練習4ステップ

  1. 正しい使い方を覚える
  2. 短い直線を一度で切る練習
  3. 長い直線を複数回で切る練習
  4. いろんな線に沿って切る練習

 

はさみの練習は、2歳前後になってはさみに興味を持つようになってから始めるのがおすすめです。

焦る必要はないので、子どもの興味に合わせて練習してみてください。

 

はさみを使えるようになると、いろんなものが作れるようになります。

お菓子の箱も、広告の紙も、身近にある物はなんでも工作の材料です。

ぜひ、はさみの練習をして、楽しみながら創作意欲をどんどん刺激してあげてください!

 

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