こんにちは、さとむぎ夫婦です。
発売されてからじつに40年以上も愛され続けている絵本『ぞうくんのさんぽ』
現在子育て世代のママパパたちも「子どものころに読み聞かせてもらった事がある!」という人も多いのではないでしょうか?
もしかしたら、「内容はよく覚えてないけど、絵本の名前は聞いたことある!」という人も多いかもしれませんね。
そんなロングセラーの絵本を、自分の子どもにも読み聞かせたいと思っているけど、どんな内容なのか、何歳ぐらいから読み聞かせできるのか、気になりますよね。
この記事では、『ぞうくんのさんぽ』シリーズの絵本4冊全てを紹介し、おすすめの年齢と理由をお伝えします。
娘が大好きで、何度も読み返してる『ぞうくんのさんぽ』の魅力を、ぜひ知ってください!
そしてお子様に、ぜひ読み聞かせしてあげてくださいね。
ぞうくんのさんぽシリーズ全冊紹介
『ぞうくんのさんぽ』シリーズは全部で4作品です。
- ぞうくんのさんぽ
- ぞうくんのあめふりさんぽ
- ぞうくんのおおかぜさんぽ
- かめくんのさんぽ
ぞうくんのさんぽ
シリーズ1作品目となるのは、1977年に発売され40年以上愛される『ぞうくんのさんぽ』です。
主人公のぞうくんが散歩をしていると、友人のかばくんと出会い、ぞうくんはかばくんに「一緒に散歩にいこう」と誘います。
すると、かばくんはこんなことを言います。「せなかにのせてくれるならいいよ」と、心優しいぞうくんはこれを快諾し、かばくんを背中に乗せて散歩をします。
散歩を続けていると次はわにくん、かめくん・・・と、友人たちに出会っていき、どんどん背中に乗せながら散歩するという、何とも奇妙な散歩を続けていきます。
そんな奇妙な散歩を続けていると、目の前に湖が・・・。
予想通りの展開ですが、それが何とも面白い!
絵の雰囲気が優しいところも、面白さを膨らませてくれるポイントです。
娘は何回読んでも笑っています!
愛くるしいイラストにお決まりの展開が子ども心をくすぐり、40年以上も愛され続けている理由かもしれません。
ぞうくんのあめふりさんぽ
シリーズ2作目は『ぞうくんのあめふりさんぽ』
今回は雨の中のおさんぽするのですが、池の中までお散歩するというのです!
しかし、ぞうくんは泳げないため、今回は上に乗せてもらい散歩をしていくことに。
前作とおなじように、わにくん、かめくん・・・と増えていき、最後は、皆さんの予想通りお決まりの展開が待っています。
展開が分かっていてもクスッとなってしまうのが、この絵本の面白いところです。
雨の描写も面白く、やっぱり何度も読んでしまいます。
ぞうくんのおおかぜさんぽ
シリーズ3作品目は『ぞうくんのおおかぜさんぽ』
今回は、おおかぜが吹き荒れる中でおさんぽです。
びゅーびゅー風が吹いているので、なかなか前に進めません。
おなじみのかばくんやわにくんと、押し合いながら大風の中を進んでいき、最後はやっぱり・・・。
同じ展開なのに、これまた面白いところが魅力です。
前作までとの天気の違いが、音の描写の違いになっており、子どもが何度も楽しめる作品になっています。
かめくんのさんぽ
シリーズ4作品目は『かめくんのさんぽ』、なんと今回はかめくんが主役です!
いつものようにみんなをお散歩に誘いますが、みんなはお昼寝中なので断られてしまいます。
それでもお散歩をしたいかめくんはみんなの体の上を歩いて散歩していくというストーリー。
もちろん、最後はお決まりの展開も待ってくれています!
ぞうくんと違って断られる展開が新しく、新鮮な気持ちで読み進められます。
それでも最後のお決まりがあるのが楽しいのか、娘が何度も読んでいます。
ぞうくんのさんぽシリーズがおすすめな年齢と理由
『ぞうくんのさんぽ』シリーズは、簡単な会話のやり取りができるようになってくる2歳頃が一番おすすめです。
なぜかというと
- 同じ会話が繰り返されている
- 天候など日常生活に関わる事が描かれている
同じ会話を繰り返すのは幼児向けの絵本で大事な要素です。
言葉を繰り返す事で、その言葉を実際に言ってくれるようになり、会話のきっかけ作りになります。
また、雨や風など、日常生活に出てくる天候が楽しく描かれている事で、雨などにマイナスなイメージを持ちにくくなります。
雨が降るとネガティブになりがちですが、子どもが雨ではしゃいでいたら、親も楽しい気持ちになれるかもしれません。
ぞうくんのさんぽの作者の他の作品
ぞうくんのさんぽの作者は なかのひろたか さん。
数多くの絵本を出版しているんですが、中でもオススメなのが『ゆうちゃんとめんどくさいサイ』です。
絵をなかのひろたかさん、文を西内ミナミさんが担当しています。
歯を磨いたり、服を着替えたりするのも「めんどくさい」と言ってしまうゆうちゃん。
めんどくさいことを嫌がり続け、とうとう「めんどくさいサイ」のお家に住んでしまいます。
そこで、言われたのは「めんどくさい事は何もするな」とのこと。
すると、何もできない事にきづいたゆうちゃんが最終的には自分でお家に帰っていくというストーリーです。
「めんどくさい」という言葉は、子どもだけでなく、大人でもついつい言ってしまいがちですよね。
この絵本の内容にドキッとしてしまうママパパも多いかもしれません。
子どもだけでなく、大人も気づかされる絵本となっているので、ぜひ一度手に取って読んでみてください。
他にも、こんな作品があります。
ぞうくんのさんぽシリーズまとめ
今回、長年愛されている『ぞうくんのさんぽ』シリーズの4冊を紹介しました。
- ぞうくんのさんぽ
- ぞうくんのあめふりさんぽ
- ぞうくんのおおかぜさんぽ
- かめくんのさんぽ
また、ぞうくんのさんぽシリーズがおすすめの年齢と理由をお伝えしました。
- 簡単な会話ができ始める2歳頃がおすすめ
- 同じ会話が繰り返されるため、会話のきっかけ作りになりやすい
- 日常に関係が深い天候などが描かれている
最後のオチは決まっているのに、どれも何度も読んでしまう。
長年愛されているだけあって、ほんとうに魅力いっぱいです。
ぜひ、一度手に取ってお子様と楽しい読み聞かせの時間を過ごしてください!