こんにちは、さとむぎ夫婦です。
子どもと家の中で遊ぶものといえば、ブロックやねんど、パズルなどがありますが、実は折り紙もとってもおすすめな遊びです!
折り紙は、家族みんなで楽しむことができ、さまざまな折り方があるので季節を問わず長く楽しめます。
しかも、低コストにも関わらず、子どもの成長に良い効果をたくさんもたらしてくれるので知育にピッタリなんです!
この記事では、折り紙の効果、折り方の解説サイト、折り紙で遊ぶ際の注意点を紹介します。
ぜひ、この記事を読んで、子どもと折り紙遊びを楽しんでください!
折り紙が子どもに与える5つの効果
折り紙をすることで子どもが得られる効果は主に5つあります。
- 自己肯定感が高まる
- 集中力や忍耐力が身につく
- 思考力や想像力が育まれる
- ワーキングメモリが鍛えられる
- 手先が器用になる
①自己肯定感が高まる
「自分ひとりで作れた!」や「何度も失敗したけど、完成するまで諦めなかった!」など、子どもの自己肯定感を高められます。
折り紙をすることで得られた達成体験や成長した経験が、自己肯定感を育んでくれます。
簡単な折り方から始め、徐々に難しい折り方に挑戦していくことで、少しずつ自信をつけられるのが折り紙の良いところです。
②集中力や忍耐力が身につく
角と角をぴったり合わせたり、紙をとても細く折ったりと、折り紙は集中しないと綺麗に作ることができません。
子どもの集中力はとても短いと言われていますが、折り紙遊びをすることで、楽しみながら集中力を身につけることができます。
また、1つの作品を完成させるまで諦めずに取り組むことで、忍耐力を身につけることも可能です。
何かに没頭する体験は、勉強の集中力にも大きくプラスになるので、折り紙遊びを続けることは、とても良い効果が期待できます。
思考力や想像力が育まれる
折り方の説明通りに作るために、折り紙の表と裏のどちらを向いているか確認したり、手をどう動かせばいいのか考えたりすることで、思考力や想像力が育まれます。
平面の紙を折って立体のものへと作っていく過程で、子どもはたくさん想像力を働かせているんです。
最初は、親が手本を見せながら折ることで、少しずつ折る順序の理解や空間認識が強くなってくれます。
ワーキングメモリが鍛えられる
ワーキングメモリとは、入ってきた情報を一時的に記憶しながら処理を行う能力のことです。
折り紙遊びはこの作業の連続なので、ワーキングメモリのトレーニングとして効果があります。
ワーキングメモリが低いと、文章を読んでいるときに前半部分をすぐに忘れてしまったり、計算をしている途中で何をしていたか分からなくなったりと、日常生活でも困ってしまいます。
折り紙をすることで、記憶と作業を繰り返し、しっかりとワーキングメモリを鍛えることが可能です。
手先が器用になる
折り紙は細かい作業を何度も繰り返し行うため、徐々に手先を器用に動かせるようになっていきます。
「手は第2の脳」とも呼ばれ、折り紙をすることで脳の発達にも良い影響を与えると言われています。
知育において、手先を使うことは何より重要なので、折り紙は子どもの知育にピッタリな遊びなんです。
折り紙の折り方解説サイト3選
折り紙の効果が分かったところで、折り方を解説しているサイトを3つ紹介します。
それぞれのサイトで、さまざまな折り方が紹介されていて、何を作ってみようか、どんな折り方に挑戦しようかと、探すときからワクワクします!
3つのどのサイトにも解説動画が載っているので、折り方が難しいところや、解説の写真だけでは折り方が分からないところも、しっかり確認して作ることができますよ!
おりがみくらぶ
1000以上の作品を掲載し、ジャンル別に分けられていて、作りたいものを検索しやすいサイトで、外国語にも対応しています。
難しさの段階が★で表示されていて、易しいものから徐々に難しい折り方にチャレンジできます。
また、解説動画も、折り図も載っているので、折っている途中に迷っても安心です。
折り紙作家の新宮文明(しんぐうふみあき)さんが立ち上げたサイトであり、新宮さん自身が考案したオリジナルの折り方も掲載されていて、たくさん楽しめます。
おりがみの時間
700以上の作品を掲載し、解説動画のほかに、折り線や矢印などで編集した写真を載せているので、分かりやすく解説されているサイトです。
折り紙作家さんの作品だけでなく、サイト運営者が考案したオリジナルの作品も紹介されています。
また、1つのテーマでも、違う折り方で複数作り、それをまとめて掲載しているページもあるので、いろんな折り方で楽しめますよ!
シンプルおりがみ
400以上の作品を掲載し、主に、簡単に作れるシンプルな折り紙の折り方を紹介しているサイトです。
解説動画のほかに、工程を写真で細かく撮って解説されているので、とても分かりやすいです。
また、折り方の説明文が日本語と英語でそれぞれ書かれていて、英語学習をしているご家庭におすすめのサイトになっています。
折り紙で遊ぶ時の注意点
実際に、折り紙で遊ぶ時は次の3つのことに注意をして遊びましょう。
- 簡単な折り方から始める
- 不必要に手出ししない
- 過程を褒める
①簡単な折り方から始める
子どもと初めて折り紙をするときは、工程が少なく、シンプルで簡単に作れそうなものから始めましょう。
いきなり難しいものを作り始めると、大人でも戸惑ってしまいます。
短時間で完成できるものをいくつか作り、「折り紙で遊ぶことは楽しい!」と感じてもらえるようにすることが大切です。
易しいものができたら、徐々に難しいものにステップアップしていくと良いでしょう。
②不必要に手出ししない
子どもから手伝いを求められていないのならば、大人が不必要に手を出すのはやめましょう。
子どもが自分自身の力で最後まで作りたいと思っているかもしれません。
まずは見守ってあげてください。
「手伝って欲しくなったら教えてね!」と事前にお子さんに伝えておいたり、困っている様子なら「難しいところは一緒にやってみようか?」と聞いてみたり、子どもが主体で折り紙に取り組めるような声掛けをすると良いですね。
③過程を褒める
完成したものがぐちゃぐちゃでも、子どもなりに一生懸命作ったものなので、結果だけを見るのではなく、折り紙を折っている最中の良いところを見つけて褒めてあげてください。
難しいものにチャレンジしていくと、途中で飽きてしまったり、諦めたりしてしまうかもしれません。
そんなときも、もっとこうすれば良いと修正点ばかり伝えるのではなく、難しいものにチャレンジできたこと自体を褒めてあげると、さらに頑張ってくれます。
折り紙はどこで買う?
折り紙は100円均一や通販で買うのがおすすめです。
わが家はいつも、100円均一で表面が1色カラーで裏面が白の一般的な折り紙と、子どもが欲しいと言った折り紙を一緒に買います。
子どもの好きなものだけだと、模様がついていたり、キャラクターが描かれているものばかり選ぶのでコスパが悪くなってしまいます。
ただ、1色カラーの折り紙だけにしてやる気がなくなっても困るので、両方を買うことで折り紙の量も、子どものやる気も保つようにしています。
折り紙の効果まとめ
今回、折り紙の効果、折り方の解説サイト、折り紙で遊ぶ際の注意点を紹介しました。
●折り紙の5つの効果
- 自己肯定感が高まる
- 集中力や忍耐力が身につく
- 思考力や想像力が育まれる
- ワーキングメモリが鍛えられる
- 手先が器用になる
●折り方の解説サイト3選
- おりがみくらぶ
- おりがみの時間
- シンプルおりがみ
●折り紙で遊ぶ時の注意点3つ
- 簡単な折り方から始める
- 不必要に手出ししない
- 過程を褒める
折り紙遊びは、脳に良い刺激をたくさん与え、心身の発達を促してくれることが分かっています。
また、折り紙は昔からある伝統的な遊びなので、おじいちゃんおばあちゃんも交えて、家族みんなで楽しめる遊びです。
ぜひ、子どもの知育のために、折り紙遊びを取り入れて、お子様と一緒に楽しんでください!