こんにちは、さとむぎ夫婦です。
子どもの成長とともに訪れるイヤイヤ期。
成長の証として避けられない時期ではありますが、ママパパはとっても大変です。
子どもが朝ご飯を食べずにイライラしたり、外に出かけるときの靴の履き方が違うと泣き叫んだり。
しかも、出かけられと思ったら、すぐに抱っこをねだられ、結局ほとんどを抱っこで過ごしてクタクタになってしまったり。
どれだけ可愛い子どもでも、やっぱり疲れます。
そんなイヤイヤ期に、子どもと一緒に読みたい絵本が「おばけのやだもん」シリーズです。
やだやだ言う子どもたちに、おばけのやだもんが近づいてきて、子どもをおばけにしてしまいます。
だけど、どこか抜けてるやだもんの可愛さと、もともとの絵の可愛さで、あんまり怖くないんです。
そんな「おばけのやだもん」を読むと、あら不思議!?
子どもが素直に行動してくれます!
この記事では、不思議な力を持った?「おばけのやだもん」シリーズを全力で紹介します。
ぜひ、イヤイヤ期のお子様と一緒に「おばけのやだもん」を読んで、楽しくイヤイヤ期を乗り越えましょう!
おばけのやだもんシリーズ全冊紹介
おばけのやだもんシリーズは、2014年にシリーズ第1弾が発売されてから2023年1月までに6冊が発売されています。
2023年1月にシリーズ最新作「おばけのやだもん だいすき!ソフトクリーム」が発売されたばかりと、今も人気の作品です。
では、ここから「おばけのやだもん」シリーズの全6冊を紹介していきます!
おばけのやだもん
おばけのやだもんは「やだやだ」言っている子どもが大好き。
いつでも「やだやだ」言っている子どもを探しています。
「やだやだ」言っている子どもを見つけると、ぴたんとくっついて、べろべろーん。
すると、だだをこねていた子どもの足が消えて「やだやだおばけ」になっちゃいます!
どんどんおばけの仲間を増やしていくやだもんは、歯磨きを「やだやだ」言っているさっちゃんに会います。
やだもんは、さっちゃんも「やだやだおばけ」にしようとしますが…。
親が大好きな子どもの気持ちと、子どもの優しさが心にしみる、素敵な1冊です。
イヤイヤいうとおばけになる怖さが伝わりながらも、可愛い絵で、子どもが楽しんで読んでくれます。
娘はやだもんが来ることは嫌がりますが、やだもんの絵本は何度も読みたがりますよ。
おばけのやだもん だだっこえんにいく
「やだやだ」言っている子どもが大好きなおばけのやだもん。
「やだやだおばけ」を増やそうと「やだやだ~」と声がする、だだっこえんへ張り切って向かいます。
だだっこえんにはいると「やだやだ~」と言っている子どもたちがいっぱい。
「やだやだおばけ」にしようとしますが、もうちょっとのところで失敗してしまいます。
しかも、子どもたちはお弁当を、お腹の空いたやだもんに分けてくれます。
子どもたちに優しくされたやだもんは「おばけにできない」と泣いてしまい…。
だだっこえんの子どもたちの優しさにほっこり。
それに、みんなをおばけにしたいけどできなくなった、やだもんの憎めない可愛さが魅力的なお話です。
おばけのやだもん どうぶつえんにいく
相変わらず「やだやだ」言っている子どもが大好きなおばけのやだもん。
「やだやだおばけ」を増やそうと「やだやだ」と声がするどうぶつえんへ向かいます。
どうぶつえんには「やだやだ」言っている子どもの他に、なんと「やだやだ」言って行進しているペンギンたちがいました。
やだもんが、ペンギンたちもおばけにしようとすると、1匹のペンギンが「やだもんはなんにでも変身できるの?」「でもさ、南極の氷には変身できないでしょう?」と言ってきます。
やだもんが南極の氷に変身すると…。
やだもんの変身結果がどうなるのか気になるお話です。
おばけのやだもん まほうのカレーライス
今日も「やだやだ」言っている子どもが大好きなおばけのやだもん。
「やだやだおばけ」を増やそうと、「やだやだ」言いたくなる魔法のやだやだソースを入れた甘いカレーを作ります。
カレーを子どもたちに食べさせておばけにしようとしたとき、「やだやだどろ~ん」と声がして…。
なんと、カレーがだだっこに!
「甘いカレーなんかやだ」と言って唐辛子をむしゃむしゃ食べだします。
やだもんはカレーをどうするのか…。
魔法でズルをしたやだもんがどうなってしまうのか、お子さんと一緒に話してみたくなるお話です。
おばけのやだもん こわーいおばけやしき
まだまだ「やだやだ」言っている子どもが大好きなおばけのやだもん。
「やだやだおばけ」を増やそうと「やだやだ」と声がするお化け屋敷へ向かいます。
お化け屋敷で子どもが「やだやだ」言っています。
でもちょっと待って、これはだだっこじゃない。
お化けたちに怖がっていたのです。
お化け屋敷の外へ出て、「やだやだ」言っている子どもをおばけにしようとしたら、お化け屋敷のお化けたちが「お化け屋敷なんてもうイヤだ!」と言ってきます。
そんなお化けたちを、やだやだおばけにしようとしたら…
やだもんの思いがけない展開が楽しいお話です。
おばけのやだもん だいすき!ソフトクリーム
ソフトクリームが食べたいと、だだをこねていたかずくん。
やだもんは早速やだやだおばけにします。
みんなで、ソフトクリーム屋さんへ行って食べようとしますが、赤ちゃんのお世話で準備ができていません
やだもんは五つ子の赤ちゃんの子守りを手伝って、「いないいないばあ!」っと、ソフトクリームに変身したり、おむつを替えたり、頑張ります。
最後にお手伝いのお礼に、ソフトクリームをもらいますが…。
なんだかんだと優しい、やだもんにほっこりする1冊です。
おばけのやだもんシリーズがおすすめな年齢と理由
「おばけのやだもん」シリーズは、2歳頃からがおすすめです。
2歳の子どもは会話が始まってくるのと同時に、どんどん感情豊かになり自己主張がしっかり出てくる頃です。
そんな自我が強くなってきたときに、やってくるのがイヤイヤ期。
イヤイヤ期にはご飯を食べなかったり、着替えを嫌がったり、歯磨きを自分ですると言ってきかなかったりと、ママもパパも一苦労。
そんなイヤイヤ期に「おばけのやだもん」シリーズを読むと、ちょっと自分の行動を振り返ることができたりします。
おばけのやだもんの作者の他の作品
可愛くて憎めない、ユーモアたっぷりの「おばけのやだもん」シリーズの作者は、ひらのゆきこさん。
千葉県生まれで、ステーショナリー会社勤務を経て、イラストレーター・絵本作家として活動されています。
「おばけのやだもん」シリーズ以外にも、素敵な絵本を出版されているので、ぜひ読んでみてください。
おばけのやだもんシリーズまとめ
今回、イヤイヤ期にピッタリの「おばけのやだもん」シリーズを全冊紹介しました。
- おばけのやだもん
- おばけのやだもん だだっこえんにいく
- おばけのやだもん どうぶつえんにいく
- おばけのやだもん まほうのカレーライス
- おばけのやだもん こわーいおばけやしき
- おばけのやだもん だいすき!ソフトクリーム
「おばけのやだもん」シリーズがおすすめの年齢は、まさにイヤイヤ期である2歳頃です。
大人から見ると、ちょっと悪い顔の憎めないやだもんも、子どもにはちょっぴり怖いのかもしれません。
だって、やだもんにべろべろーんとされると、足が消えて「やだやだおばけ」になってしまうんですから。
子どもの成長に大切なイヤイヤ期、でも大変な時期であることには変わりません。
ぜひ、そんな時期をユーモアたっぷりに過ごせるよう「おばけのやだもん」シリーズを、お子様と楽しんでください!