シリーズ絵本紹介:100かいだてのいえ

シリーズ絵本紹介:100かいだてのいえ

こんにちは、さとむぎ夫婦です。

1から100までの数字が感覚的に覚えられて、絵もお話も面白い!

それが「100かいだてのいえ」シリーズです。

 

10階ごとにページをめくり、次はどんな10階になっているんだろう?と、想像が膨らむばかり。

また、それぞれの部屋の様子も気になって、すみからすみまでじっくり見て楽しめる絵本なんです。

 

この記事では、そんな「100かいだてのいえ」シリーズを全冊紹介し、その魅力をお伝えしていきます。

 

ぜひ、お子様の読み聞かせの1冊に「100かいだてのいえ」シリーズを取り入れてください!

目次

100かいだてのいえシリーズ全冊紹介

2023年1月現在で、「100かいだてのいえ」シリーズは5冊出版されています。

こんな家があったら楽しいだろうなぁと思う作品ばかりで、本当にどれもおすすめです。

それでは、1冊ずつ紹介していきます。

100かいだてのいえ

記念すべき第1作にタイトルは、ずばり「100かいだてのいえ」

100かいだてのいえ

主人公トチくんに100かいだてのてっぺんの誰かさんからお手紙が届きます。

地図を見ながら歩いて行くと、急に空までとどいている100かいだてのいえがあらわれます。

おそるおそる中に入っていくトチくん。

動物たちの家をお邪魔しながら100階まで登っていきます。

さて、てっぺんに住んでいたのは…。

 

10階ごとに違う動物が住んでいて、どの部屋も本当に素敵です。

部屋を見ているだけで、あっという間に時間がたちますよ!

 

ちか100かいだてのいえ

2作目は、上ではなく下に続いていく「ちか100かいだてのいえ」

ちか100かいだてのいえ

主人公クウちゃんにパーティの招待状が送られてきて、場所はなんと地下100階。

しかも入り口は火山のふもとと、なかなかドキドキする場所です。

100かいだてのいえをのぞくと、うさぎさんのお家。

そこからクウちゃんはいろんな動物たちに出会いながら楽しい冒険が始まります。

パーティーに呼んでくれたのは、誰だったのか…。

 

1作目が登っていたのに対し、2作目は下っていきます。

この違いが子どもにとって楽しいようで、ふたつをいつもセットで読み聞かせしています。

 

うみの100かいだてのいえ

第3弾の家の場所はなんと海という「うみの100かいだてのいえ」

うみの100かいだてのいえ

今回はこれまでの2作の主人公とはちょっと違って、人形のテンちゃんです。

女の子が大事にしていたテンちゃんが海に落ちてしまい、不思議な泡がテンちゃんを吸い込みます。

泡の下から「うみの100かいだてのいえ」があらわれ、テンちゃんは海の中のいろんな生き物に出会いながら、下へ下へとくだって(もぐって?)行きます。

テンちゃんは無事女の子の所へかえれるのでしょうか…。

 

数字だけじゃなく、生き物への興味も持たせられる絵本。

娘は海の中のキラキラした感じが好きなようで、お気に入りの1冊です。

 

そらの100かいだてのいえ

4作目は1作目と同じ上にのぼっていきますが、なんと空をのぼるという「そらの100かいだてのいえ」

そらの100かいだてのいえ

シジュウカラのツピくんが、ひまわりの種を見つけて、植える所を探しています。

地上は雪景色で困っていると、雲の中へ行ってごらんと声が聞こえ、ツピくんは雲の中へ。

100階に行くと良いと聞き、どんどんのぼっていくと、住人たちが種の成長を助けてくれます。

最後に、てっぺんに着くと…。

 

絵本を通して、種が成長するのに必要なことを学べる科学絵本にもなっています。

住人も雨や虹など、今までとちょっと違って、また楽しめる1冊です。

 

もりの100かいだてのいえ

2021年5月に発売された最新刊は、森が舞台の「もりの100かいだてのいえ」

もりの100かいだてのいえ

主人公オトちゃんがハープの練習をしていると、どこからか不思議な音がきこえてきました。

音は花から鳴っていて、花をたどって森の奥へすすんで行くと大きな木が!

木にはいろんな動物たちが住んでいて、いろんな楽器を奏でています。

はたして、今回のクライマックスはどんな展開が待っているのか…。

 

どうして、森の中の音楽って、こんなに素敵なんでしょうか。

読んでいるだけで、ワクワク楽しめる1冊です。

 

100かいだてのいえシリーズがおすすめな年齢と理由

絵を見るだけなら2歳からでもOKです。

数字だったり、登場する生き物だったり、身近に感じやすいものが多いので、内容をしっかり理解できなくても十分楽しめます。

 

内容を理解しながら読み聞かせをするなら、3歳以降がおすすめです。

どんな展開になっていくのかワクワクしながら読み進められます。

また、次の階にはどんな動物が住んでいるかを想像したり、大きい数字に興味を持ったりと、絵の楽しみ方の幅も広がります。

 

自分で読むなら4歳以降が良いです。

シリーズの中でもお気に入りを見つけて、何度も繰り返し読めるようになってきます。

また、オリジナルの100かいだてストーリーを作って楽しんだりもしますよ。

100かいだてのいえの作者の他の作品

「100かいだてのいえ」シリーズの作者は、岩井俊雄(いわいとしお)さんです。

 

メディアアーティストとして国際的に活躍されており、CGを駆使した作品制作でメディアアートの第一人者なのが、岩井さん。

一方で、ユニークな手作り絵本や玩具を制作しており、デジタルからアナログまで、多くの場で作品を提供されている作者でもあります。

 

そんな岩井さんの絵本は、どれも遊び心たっぷりで楽しめる絵本ばかりです。

なかでも、「どっちが?」シリーズは全4冊出版されており、どれも子どもと楽しめること間違いありません!

小さな子どもでも楽しめるので、ぜひ、こちらのシリーズも手に入れてください。

 

100だてのいえシリーズまとめ

今回、「100かいだてのいえ」シリーズの5冊を紹介しました。

 

ストーリが面白いことはもちろんですが、100階の部屋それぞれに細かいイラストが描かれていて、何度読んでも新しい発見があります。

また、縦に開いて読むというのも絵本ではめずらしいので、子どもの興味をひきやすいです。

「次の階には誰がいるんだろう?」

「100かいには誰が待ってるんだろう?」

ページをめくるたびにワクワクする展開がたまりません。

 

ぜひ、「100かいだてのいえ」シリーズで、お子様との素敵な時間を過ごしてください!

 

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