シリーズ絵本紹介:ねずみくん

シリーズ絵本紹介:ねずみくん

こんにちは、さとむぎ夫婦です。

「ねずみくんのチョッキ」で知られる「ねずみくん」シリーズ。

可愛い絵とシンプルなストーリーで、子どもへの読み聞かせにおすすめの絵本です。

 

ただ、「ねずみくん」シリーズは50冊以上出版されていて、どれから読めば良いのか迷います。

そこで、この記事では、「ねずみくん」シリーズのなかからおすすめの5冊を紹介します。

どれにするか迷ったら、まずは5冊のなかから選んでもらえればOKです。

 

また、シリーズ全冊も一覧にまとめてあるので、気になるタイトルはチェックしてみてください。

ぜひ、「ねずみくん」シリーズで、楽しい絵本タイムを過ごしてください!

目次

ねずみくんシリーズおすすめ5選

どれも面白い「ねずみくん」シリーズですが、なかでもおすすめの5冊を紹介します。

ねずみくんのチョッキ

ねずみくんのチョッキ

ねずみくんが、お母さんに編んでもらった赤いチョッキを嬉しそうに着ていました。

そこに動物たちが「僕にも着せてよ」と次々にやってきて、赤いチョッキは伸びきってしまいます。悲しそうなねずみくんですが、ラストは…。

 

「ねずみくん」シリーズの記念すべき第1作。

お母さんに作ってもらったチョッキが伸びきってしまい、かわいそうなねずみくんでしたが、ラストは良かったと安心する展開です。

きついチョッキを着る動物たちが愛らしくて、子どもも思わずクスっと笑ってくれるでしょう。

「ねずみくんのチョッキ」は、私も子どもの頃に読んでもらった記憶があって、長く愛されている1冊ですね。

 

ねずみくんのクリスマス

ねずみくんのクリスマス

ねずみくんが作ったクリスマスツリーを、動物たちが「小さい小さい」と笑ってきます。

そこに、ねみちゃんがさらに小さいクリスマスツリーを持ってきました。

動物たちに「小さすぎるよ」と言われますが…。

 

この絵本は、ねずみくんシリーズには珍しく仕掛け絵本になっています。

ラストに子どもたちが驚くような仕掛けがありますよ。

動物たちが、笑ってしまったことを反省し、ねみちゃんにお礼をするときの表情、行動が可愛らしいので、注目してみてください。

簡単な言葉の繰り返しなので、文字を覚えたての子どもの読む練習にも使えますよ。

 

ねずみくんとホットケーキ

ねずみくんとホットケーキ

ねみちゃんはねずみくんに「ホットケーキを作るから食べにおいで」と誘います。

ですが、ねずみくんは勘違いして「ねみちゃんがお料理を作ってくれるからみんなおいで」と言ってしまします。

動物たちは食べたいものを言ってきて「ホットケーキを作るのに」と困ったねみちゃん…。

 

動物たちをがっかりさせないように考えたねみちゃんのアイデアが、素晴らしすぎます。

ホットケーキを題材にしているので、子どもも馴染みやすいのではないでしょうか。読み終えた後、子どももねみちゃんのように、ホットケーキを作りたくなるかもしれません。

 

うそついちゃったねずみくん

うそついちゃったねずみくん

うそつきのきつねくんがねずみくんに「ねみちゃんがおおけがをしたよ」とうそをつきます。

ねずみくんは慌てて、動物たちとねみちゃんの所へ向かいます。うそだと気づいたねずみくんは、ねみちゃんにうそをついてしまい…。

 

この絵本は、うそをつくのはダメなことを子どもにわかりやすく教えてくれます。

ただ「うそはダメ」と伝えるより、絵本を通して自然と社会性を身につけられる、おすすめの1冊です。

ねみちゃんのうそをつかれたのに許してあげる優しい心に、なんだかホッとします。

 

ねずみくんのうんどうかい

ねずみくんのうんどうかい

うさぎとかめさんに出会ったねずみくん。

ふたりは運動会でかけっこの競争をするそうです。

かめさんが勝てるわけないと困っていると…。

 

イソップ童話の「うさぎとかめ」をモチーフにしていますが、今度は孫たちが対決します。

かけっこのリズムが楽しく、どんどんページをめくりたくなります。

最後は、仲良くするのが一番だと教えてくれる優しい1冊です。

 

ねずみくんシリーズ一覧

「ねずみくん」シリーズは通常の絵本以外にもしかけ絵本やミニ絵本なども出版されていて、全て合わせると全部で50冊以上の絵本が出版されています。

今回は、通常の絵本として出版されている「ねずみくん」シリーズ39冊を一覧にまとめました。

 

●ねずみくんのチョッキ

●りんごがたべたいねずみくん

●また!ねずみくんのチョッキ

●ねみちゃんとねずみくん

●ねずみくんねずみくん

●ねずみくんのたんじょうび

●またまた!ねずみくんのチョッキ

●コップをわったねずみくん

●ねずみくんのひみつ

●ぞうさんとねずみくん

●ねずみくんとブランコ

●ねずみくんとおんがくかい

●とりかえっこ!ねずみくんのチョッキ

●ねずみくんとホットケーキ

●ねずみくんとゆきだるま

●ねずみくんのしりとり

●なぞなぞねずみくん

●また!ねずみくんとホットケーキ

●ねずみくんのクリスマス

●ねずみくんのプレゼント

●ねずみくんとおてがみ

●ねずみくんとかくれんぼ

●ねずみくんとシーソー

●ねずみくんおおきくなったらなにになる? 

●だから!ねずみくんのチョッキ

●ねずみくんうみへいく

●どうしちゃったの?ねずみくん

●ごちそうだよ!ねずみくん

●うそついちゃったねずみくん

●あめあめふれふれねずみくん

●へんし〜んねずみくん

●ちっちゃなねずみくん

●ねずみくんとおばけ

●ねずみくんといたずらビムくん

●ねずみくんのうんどうかい

●ねずみくんはめいたんてい

●ねずみくんのピッピッピクニック

●ねずみくんはカメラマン

●ねずみくんだーれだ?

 

第1作目の「ねずみくんのチョッキ」が1974年に発売されていて、2022年にも新たに出版されています。

本当に多くの人に愛され、たくさん読まれている絵本です。

また、「ねずみくんのチョッキ」や「ねずみくんのホットケーキ」には、続編があるので、ぜひ読んでみてください!

ねずみくんシリーズがおすすめな年齢と理由

「ねずみくん」シリーズは、かわいらしい動物たちの絵と、シンプルなストーリーで、2歳ごろから楽しめます。

ただ、2歳だと動物たちの細かな感情の動きまで理解するのは難しいかもしれません。

 

そのため、3歳や4歳になってから読むと、内容がより理解でき、さらに楽しむことができます。

つまり、絵を中心に楽しむなら2歳から、内容をしっかり楽しむなら3歳からがおすすめです。

ねずみくんの作者の他の作品

「ねずみくん」シリーズは、文を なかえよしを さん、絵を 上野紀子 さんが担当して作られています。

おふたりはご夫婦なんだそうです。

「ねずみくん」シリーズ以外にも、ふたりで絵本を作られていて、どれも魅力的なものばかりです。

ぎったんばっこん

ねずみくんが公園で動物たちと楽しくシーソーをするお話。

シンプルな内容で、言葉も簡単になっており「ぎったんばっこん」と言いながら、小さい子どもでも楽しめます。

最後は、みんなで一緒にシーソーに乗って遊んでいる姿がとてもほほえましいです。

 

おつむてんてん

さっちゃんがおつむてんてん、おくちは、あわわ、ねこがまねして、おつむてんてん、おくちはにゃにゃにゃ。

1980年に発行されたロングセラーの絵本です。

赤ちゃんでもお話に合わせて、おつむてんてんとまねして楽しめます。

赤ちゃんに初めて読んであげるファーストブックにも良いですよ。

 

ねこのジョン

捨てられた犬のジョンが猫に育てられるお話。

それぞれの個性と自信を持つ大切さを、絵本を通して伝えてくれます。

可愛いジョンがたくましく成長する姿に感動。

 

ねずみくんシリーズまとめ

今回、「ねずみくん」シリーズのなかから、おすすめの5冊を紹介しました。

どれから読むか迷ったら、まずはこの5冊から読んでみてください。

 

絵を中心に楽しむなら2歳から、内容をしっかり理解するなら3歳からがおすすめです。

 

「ねずみくん」シリーズは、シンプルながらも、動物たちのいろんな感情に出会え、子どもの完成を豊かにしてくれるシリーズです。

ぜひ、「ねずみくん」シリーズをお子様にたくさん読んであげてください!

 

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