子どもに読ませたい!おすすめの定番絵本18選

子どもに読ませたい!おすすめの定番絵本18選

こんにちは、さとむぎ夫婦です。

現在、子育て中のママパパのみなさん、絵本の読み聞かせをしたいと思っている一方で、どんな絵本を選んだら良いかわからない悩みを抱えていませんか?

  • どんな絵本があるのかわからない
  • どうやって絵本を選んだら良いのかわからない
  • 年齢に合わせた絵本を読み聞かせしてあげたい

この記事で、ばっちり解決できます!

 

この記事では、乳児・幼児・小学校低学年のおすすめ定番絵本と絵本の選び方を紹介します

長く愛されるからこその定番絵本なので、迷ったらまずは定番絵本から選んでください

 

また、絵本を紹介するだけではなく、選び方もお伝えすることで、これからの絵本選びに役立つこと間違いありません

ぜひ、この記事を読んで、たくさん読み聞かせをしてあげてください!

目次

0歳・1歳・2歳の乳児向けおすすめ定番絵本6選

まずは、0歳・1歳・2歳の乳児向けのおすすめ定番絵本を6冊紹介します。

①じゃあじゃあびりびり

こちらは擬音語をメインに特集した絵本。

「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」、「いぬ わんわんわんわん」、「みず じゃあじゃあじゃあ」

擬音語なので音で乳児が理解しやすい内容です

また、1つの見開きに1つの音でシンプルで理解しやすいものになっています。

1983年に出版されてから長く愛されており、乳児の子どもが喜ぶこと間違いありません。

 

②わんわんわんわん

こちらも音を楽しめる絵本です。

犬が「わんわん」と言うので、読み聞かせると子どもも思わず「わんわん」とマネしてくれますよ

2歳ぐらいになると、大きな声で読むと大きな声で返してくれ、小さな声で読むと小さな声で返してくれて、かなり楽しめます。

いろんな「わんわん」の読み方をすれば、子どもが大ウケしてくれて、読んでいて楽しい1冊です。

 

③もこもこもこ

擬音語で内容がどんどん進んでいく楽しい絵本です。

始まりは「しーん」と静かですが、その後、地面が少し盛り上がり「もこ」っとなります。

その後も「もこもこ」、「にょき」っと大きくなったり、なにか小さな盛り上がりができたり。

音と同時に物語が進行していく様子に子どももどんどん引き込まれますよ

 

④ごぶごぶごぼごぼ

簡単な形である丸が躍動する絵本です。

青や白、水色・黄色・赤といった鮮やかな色が組み合わされており、ページの中を大きく動き回ります。

時には小さくなってバラバラに、時には連なって重なり合い、時には画面からはみ出てみたり、丸が動き回る様子がとっても楽しいんです

どのページにも小さなまるが開いており、子どもが指を入れて遊べるところもおすすめの1冊です。

 

⑤しましまぐるぐる

カラフルな見た目が目を引き、ページをひらけばタイトル通りページ全体に「しましま」模様がでてきます。

黒や白といったコントラストが強い色使いがインパクト抜群です

「しましましま・・・こんにちは」、「ぐるぐるぐる・・・ぺろぺろきゃんでぃー」といったリズムに乗った言葉がたくさん。

声に出しながら、あちらこちらに指をさすと子どもが絵本の世界にどっぷり浸ってくれますよ。

 

⑥いないいないばあ

子どもが喜ぶ定番の「いないいないばあ」の絵本です。

ページをめくるたびに、くまが、ねずみが、きつねが、変わるがわる「いないいないばあ」をしてくれます。

0歳の赤ちゃんは、いろんな表情の動物に興味津々、1歳以降になると一緒にいないいないばあができて、親子で楽しめます

娘がかなり気に入っていて、何度も読んで一緒に楽しんだ、思い出深い1冊です。

 

0歳・1歳・2歳の絵本の選び方

0歳・1歳・2歳の乳児向け絵本の選び方は3つあります。

  1. 見るだけで内容がわかる
  2. 音で理解がしやすい
  3. 簡単なしかけがある

①見るだけで内容がわかる

2歳になるぐらいまでは、シンプルな内容の絵本の方が、飽きずに読んでくれます

特に0歳の赤ちゃんまだ言葉の理解が十分できないため、感覚的に理解できる見た目が重要です

 

そのためカラフルな色彩で描かれているかとか、反対に白と黒だけなど、色のコントラストがはっきりしている絵本がおすすめです。

また、絵も複雑なものではなく、簡単な形や表情だけの絵など、赤ちゃんが見るだけで理解しやすい物を選ぶようにしましょう。

 

②音で理解がしやすい

短い単語を、繰り返し反復するような絵本がおすすめです。

赤ちゃんは何度も同じ言葉で自分を呼ばれるので、その言葉が自分の名前だと認識します。

つまり、簡単な同じ音が何度も繰り返されると、言われた音がわかるようになるんです

 

絵と一緒に、音を繰り返すことで、絵のことを言っているのだと気づいてくれます。

擬音や言葉遊びのあるもので、たくさん読み聞かせをしてあげてください。

 

③簡単なしかけがある

赤ちゃんにとって、触覚の刺激があると、楽しいうえに情報のインプットにもつながります

絵や言葉と一緒に、触れられるしかけがある絵本もおすすめです。

ページをめくると中開があったり丸や三角、四角が切り抜かれていると感覚で形を理解できます。

また、ふわふわしたものやでこぼこしたものも手触りで理解できるようになるためおすすめです。

 

3歳・4歳・5歳の幼児向けおすすめ定番絵本6選

次に、3歳・4歳・5歳の幼児向けのおすすめ定番絵本を6冊紹介します。

①かいじゅうたちのいるところ

迫力のある世界観とママの温もりが魅力的な絵本です。

怪獣のマネをして大暴れしていた主人公がママから罰を受けて寝室に閉じ込められます。

すると、その部屋から木が生え始め、怪獣だらけの世界に飛び込んでいく主人公。

主人公にかかればどんな凶暴な怪獣もおとなしくなりますが・・・。

 

さんざん暴れたあとに感じるのはママの温もり。

怪獣たちの迫力と、暴れ終わった後の寂しさから感じる母への温もりが、子どもを夢中にさせること間違いありません。

 

②すてきな三にんぐみ

全身を覆う黒マントに、深くかぶった黒い帽子の3人組、見えているのは目だけと言う風貌。

どうみても悪そうな三人組の見た目とは裏腹に、タイトルは「すてきな三にんぐみ」。

表紙だけで子どもは興味津々になります。

 

実際は、泥棒を働いていて、隠れ家に隠したお宝を眺める日々。

ある日、少女と出会い、「このお宝をどうするの?」と核心に迫った質問をされ困る3人。

お宝をどうにかしようと思っていない姿に、「思ったよりも良い人なのでは?」と、より興味を惹きつけられます。

3人組の様子の変化から「この人たちは良い人なの?悪い人なの?」と、ハラハラドキドキな展開が魅力的な1冊です。

 

③三びきのやぎのがらがらどん

三びきのやぎの勇敢な行動に爽快な気持ちになる絵本です。

山へ草を食べにいくやぎたちは橋を渡らなくてはなりません。

橋の下には化け物「トロル」がそびえたちます。

トロルがやぎたちを食べようとしますが、小やぎの機転と大やぎの強さ・勇敢さで、見事にトロルに打ち勝ちます。

祝杯を上げるかのようにやぎたちが最後に仲良く草を食べるシーンが最高です!

 

④からすのパンやさん

パン屋を営むからす達がピンチを迎え、その中でもチャンスを見いだし、逆境から巻き返していく、読み応えのある絵本です

物語自体もとても魅力的なのですが、なんといっても、出てくるわ出てくるわ、80種類以上のパン

ひとつひとつに個性があり、どれも食欲をそそられます。

 

「どんな味がするのかな?」、「●●ちゃんは、どれ食べたい?」と、親子でコミュニケーションをとりながら、楽しめる1冊です。

娘は、「あむあむあむ」と言って、出てくるパンをどんどん食べちゃいます。

 

⑤バムとケロのおかいもの

1週間の真ん中の水曜日。

いつも朝寝坊のケロちゃんが張り切って早起きしています。

なぜかって?今日は月に一度のお買い物の日だから!

生地屋さんに八百屋さん、ドーナツ屋さんに少しおかしなハムスターのお店があって・・・、変わるがわるに出てくるお店と商品に子どもは目を輝かせますよ。

まるで、自分がお買い物をしているような描写が、子どもを絵本の世界に引き込んでくれます

 

⑥はじめてのおつかい

まるで冒険のようなストーリーが魅力的な絵本です。

ママとおつかいの約束をした主人公は、初めてのおつかいで、自転車のベルにもドキッ。

緊張して坂道でお金を落としてしまったり、いろんな事が起きて、ドキドキの展開です。

やっとお店についても誰もいない!

勇気を出して「ぎゅうにゅう くださあい」と声を上げたものの・・・。

 

たかがおつか、されどおつかい。

初めてのおつかいが、壮大な冒険のようなストーリーに絵本の世界に引きこまれる1冊です。

 

3歳・4歳・5歳の絵本の選び方

3歳・4歳・5歳の幼児向け絵本の選び方は3つあります。

  1. 好奇心を満たす
  2. 子どもの世界を広げる
  3. コミュニケーションが学べる

①好奇心を満たす

子どもが興味を持ったことを学べる絵本を選ぶのがおすすめです。

3歳以降になると「知りたい」という気持ちがますます強くなってきます。

季節行事だったり、物や体の仕組みの本だったり、子どもの意欲をどんどん引き出してあげてください。

 

②子どもの世界を広げる

物語の絵本で、子どもの想像力をかきたて、子どもが考えられる世界を広げてあげるのがおすすめです

予想外の展開は、子どもを絵本の世界に引き込み、まるで自分が体験しているかのような気持ちになります。

子どもは読み終わった後に、自然と登場人物の気持ちを言ったりするので、ストーリーがしっかりある絵本を選んであげてください。

 

ただし、読み終わった後に感想を聞くのはNGです。

子どもは読み聞かせをしてもらった後、絵本の世界にひたる時間があります。

その時間が終わったら自然と話してくれるので、しっかり絵本の世界にひたらせてあげてください。

 

③コミュニケーションが学べる

3歳をすぎると、ひとり遊びから集団遊びができるようになってきます。

また、相手の気持ちも少しずつ考えられるようになります。

そのため、人との関係性やコミュニケーションのとりかたを学べる絵本がおすすめです

 

直接的にコミュニケーションが描かれている絵本はもちろん、物語で登場人物の気持ちを考えることも、コミュニケーションの学びになります。

物語の絵本は、子どもの世界を広げながら、人との関係性も学べるので、本当におすすめです。

 

小学校低学年向けおすすめ定番絵本6選

次は、小学校低学年向けのおすすめ定番絵本を6冊紹介します。

①ともだちいっぱい

幼稚園、保育園とはまた違った小学校という大きな団体に入るピカピカの一年生。

そんな一年生に向けて道しるべになるような一冊です。

 

主人公はお気に入りの絵本を友達と称して独占しています。

主人公の友達は絵本を見せてほしいとお願い。

そんな様子を見たもう一人の友達から「ともだちのともだちはともだちなんだから」と一言。

そんな一言をきっかけに、優しい連鎖が起きていくというお話。

 

大きな集団の中で楽しく過ごすヒントがいっぱいの、素敵な1冊です!

 

②おじさんのかさ

とっても傘を大事にしているおじさんが雨の日でも傘をささないと言うお話。

一見、「傘の意味ない!」と思うかもしれませんが、大事なものは大事にしておきたいという気持ちが共感を呼ぶ1冊です。

子どもが大事なシールを貼らずにどこかにしまってしまうのと同じかもしれません。

大切なものを大切にする、当たり前のことですが、気づきの多いおすすめ絵本です。

 

③さっちゃんとなっちゃん

さっちゃんとなっちゃんはお隣同士の同い年、だけど、何もかもが正反対。

少し食べてお腹いっぱいのさっちゃんと、どっさり食べてお腹いっぱいのなっちゃん。

好きな色も、甘え方も全く違う二人ですが、大の仲良し。

 

そんな正反対の2人ですが、なんと嫌いなものだけ同じなんです。

唯一同じという嫌いなものは何でしょうか?

違いを認め合える関係がとっても素敵、人間関係のヒントをくれる1冊です。

 

④がっこうだってどきどきしてる

初めてのクラス、初めての学校、小学校一年生は誰だって期待に不安にドキドキするもの。

実は、学校もドキドキしてるとしたら?そんな一面を描いたのが本作です。

 

小学校に入ると、今までにないたくさんの経験をします。

時にはクラスメイトだったり、学校だったりが嫌になるときもあるかもしれません。

そんな、学校ってあんまり楽しくないなーと思った時に読むと、やっぱり学校って楽しいかもと思わせてくれる1冊です

 

⑤いいから いいから

読んでいてとても癒される絵本です。

 

ある日の夕方、雷がゴロゴロ鳴っていると思ったら、目の前にいたのはかみなりの親子。

ところがおじいちゃんは「いいからいいから」と、親子をもてなします。

言われるがままに親子はもてなされ、申し訳なさそうに夕食を食べて、お風呂まで入っていいとなると、さすがに恐縮している様子。

おじいちゃんのおおらかな様子に癒される一方、親子の目的は何だったのか気になる展開が魅力です。

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⑥ともだちや

友達とはどんな存在なのかを教えてくれる一冊です。

 

主人公である狐は、あることを思いつきました。

それは1時間100円で友達になるといったもの。

ある時、狼に「トランプの相手になれ」と、言われるがままにやった後、申し訳なさそうに料金をもらおうとすると意外な一言を言われ・・・。

最後には狼からほんとうのともだちという言葉を聞いて、心の底から狐は驚きます。

 

実は友達を欲しがっていたのは狐だったのかもしれません。

一味違った視点で「友達とは?」を学べる、おすすめ絵本です。

 

小学校低学年の絵本の選び方

小学校低学年向けの絵本の選び方は3つあります。

  1. ひとりで読み切れる
  2. 主人公が同学年
  3. なぞなぞや質問がある

①ひとりで読み切れる

小学校になると物語がある絵本を読むことが多いですが、子どもがひとりで読み切れる絵本を選びましょう

難しすぎて途中で読むのを止めてしまっては、せっかく絵本を読もうとしているのに、読むのが嫌になってしまうかもしれません。

子どもが読み切った達成感をもてるよう、少しずつボリュームがある絵本にしていくことが大切です。

 

②主人公が同学年

主人公が同学年のものだと内容に共感できたり感情移入しやすかったりします。

また、主人公のことがまるで自分のことのように感じられる一方で、主人公と全く違う自分がいるときの感情も大切です。

多様な考え方があることを知り、それぞれに良さがあることを知るきっかけになってくれます。

 

③なぞなぞや質問がある

自分で絵本を読めるので、考える内容があると読み進めてくれやすいです。

なぞなぞがでてくる絵本は、絵本を通して多くの知識も吸収してくれます。

また、感情の質問がある絵本だと、自分の感情に向き合って、自分の考えを整理する習慣にもなってくれます。

ただ読むだけじゃなく、楽しく考えながら読める本がおすすめですね

 

おすすめ定番絵本まとめ

今回、乳児・幼児・小学校低学年のおすすめ定番絵本を紹介しました。

  • 0歳・1歳・2歳の乳児向けおすすめ定番絵本6選
    • じゃあじゃあびりびり
    • わんわんわんわん
    • もこもこもこ
    • ごぶごぶごぼごぼ
    • いっしょにあそぼ しまぐるぐる
    • いないいないばあ
  • 3歳・4歳・5歳の幼児向けおすすめ定番絵本6選
    • かいじゅうたちのいるところ
    • すてきな三にんぐみ
    • 三びきのやぎのがらがらどん
    • からすのパンやさん
    • バムとケロのおかいもの
    • はじめてのおつかい
  • 小学校低学年向けおすすめ定番絵本6選
    • ともだち いっぱい
    • おじさんのかさ
    • さっちゃんとなっちゃん
    • がっこうだってどきどきしてる
    • いいから いいから
    • ともだちや

 

また、乳児・幼児・小学校低学年の絵本の選び方もお伝えしました。

  • 0歳・1歳・2歳の絵本の選び方
    • 見るだけで内容がわかる
    • 音で理解がしやすい
    • 簡単なしかけがある
  • 3歳・4歳・5歳の絵本の選び方
    • 好奇心を満たす
    • 子どもの世界を広げる
    • コミュニケーションが学べる
  • 小学校低学年の絵本の選び方
    • ひとりで読み切れる
    • 主人公が同学年
    • なぞなぞや質問がある

 

ぜひ、絵本の選び方を参考に、お子様に合わせた絵本を選んでもらえると嬉しいです!

それでも絵本選びに迷ったら、ぜひ定番絵本から何冊か選んでみてください。

読み聞かせをするうちに、子どもの興味がだんだんわかってきます。

 

そして、紹介した選び方を頭に入れて書店へ行けば、子どもが喜ぶ1冊が見つかります

ぜひ、たくさんの絵本を読み聞かせしてあげてください!

 

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