こんにちは、さとむぎ夫婦です。
これからの社会に重要とされる「非認知能力」
子どもにしっかり身につけて欲しいと考えているママパパも多いと思います。
ただ、数値化が難しい非認知能力だからこそ、どうやって身につければ良いのか悩みますよね。
この記事では、非認知能力を鍛える遊びと、非認知能力の育て方のコツを紹介します。
合わせて、非認知能力が重要な理由もお伝えします。
非認知能力を鍛える方法はどれも日常でできることなので、この記事を読んで、ぜひお子様の非認知能力を高めていきましょう!
非認知能力を鍛える遊び7選
非認知能力を鍛えられる代表的な遊びを7つ紹介します。
普段からしている遊びも多いと思いますが、あまりできていない遊びを意識的に取り入れていきましょう。
ごっこ遊び
ごっこ遊びには、大きく2つの遊びがあります。
- 現実世界のこと
- お店屋さんごっこ、お医者さんごっこなど
- 空想世界のこと
- アニメごっこ、ゲームごっこなど
現実世界のごっこ遊びの代表といえば、「おままごと」です。
空想世界だと、「戦いごっこ」などがあります。
ごっこ遊びは、基本的に複数で行うので、役割があり社会性を育むことができます。
子どもの成長に必要不可欠な要素のひとつですね。
外遊び
公園の遊具で遊んだり、ボール遊びをしたり、外遊びは何で遊ぶかを考えたり、どんな遊び方をするか決めたり、非認知能力の向上に役立ちます。
また、体力作りや太陽の日差しを浴びて体の免疫力をあげたりと、子どもの成長自体にも大きく影響します。
成長に欠かせない身体能力を高めながら、同時に非認知能力も高められるのが外遊びの特徴です。
子どもの外遊びに付き合うのは、体力的になかなか大変ですが、できるだけおもいっきり遊ばせてあげると良いですね。
水遊び
水遊びはたくさんの想像力を働かせることができる遊びです。
水と土で泥団子を作ることで水と土の配合量を考えたり、綺麗な形を作るために集中力が身についたりと遊び方もいっぱいあります。
また、外だけに限らず、お風呂でペットボトルや容器トレーで遊んだりすることもできます。
お風呂の中は親子のコミュニケーションにもなり、子どもも喜ぶ魅力的な遊びです。
工作
工作は、創造力や集中力、やり抜く力に自己肯定感など、多くの非認知能力を育めます。
お菓子の空き箱やトイレットペーパーの芯など家にあるもので楽しめるのが工作の良いところです。
小さい時に、工作に使えそうなものを捨てずに取っておいて、自由に作品を作った思い出があるママパパもいるのではないでしょうか。
好きなように好きなだけ工作させることで、子どものやる気と創作意欲がどんどん高まってくれます。
遊んでいるからと放っておいて、床に紙が散乱していたときは、ちょっとイラっとしますけど、子どもが楽しんでいるなら良いことにしてます。
読み聞かせ
子どもは読み聞かせを通じて想像力を働かせて創造性を高めたり、登場人物の気持ちに共感することで感情が豊かになったりします。
読み聞かせをしながら子どもと会話することで、コミュニケーション能力も育まれます。
「あなただったらどうする?」とか「なんでそうしたと思う?」など、今後の人間関係を構築していく軸になるものを作り上げることが可能です。
わが家では、0歳から毎日の読み聞かせを欠かさずしており、早くから自分の気持ちを話せるようになっています。
歌遊び
歌やリズム遊びは集中力、協調性を高める遊びです。
一緒に歌ったり、手を叩いたりとリズムに合わせて体を動かすと、脳のたくさんの回路を使うので、感情や想像力にも大きな影響があります。
音にたくさん触れることで、感性が豊かになることも報告されており、創造力が高まることも期待できます。
お手伝い
お手伝いはどんどんさせましょう!
非常に根気のいるものですが、子どもの「生きる力」を大きく育てます。
まずは食べたものを下げる、靴を履くなど、自分の身の回りのことができるようにしていきましょう。
最初にとにかく褒めちぎれば、すぐに習慣化してくれますよ。
「自分のことは自分で」という考えを持つことができ、そこからお手伝いを少しずつ始めれば、他の人を助ける力が身についていきます。
お手伝いを通して、何事も意欲的に実行してくれる子どもにしていきましょう!
非認知能力の育て方のコツ5つ
非認知能力の鍛えられる遊びを紹介しましたが、具体的にどうやって育てていけば良いのでしょうか。
非認知能力の育て方のコツを5つ紹介します。
- 遊びを通して育てる
- 子どもが好きなことから育てる
- 周りの人たちとの交流を通して育てる
- 安全な環境づくりを通して育てる
- 子どもへの愛情を通して育てる
遊びを通して育てる
鍛える遊びを紹介したように、様々な遊びから非認知能力を育てていきましょう。
親はできるだけ口を出さず、命に関わらない限りは見守ることも大切です。
成功以上に、失敗から多くのことを学んでくれます。
たくさんの失敗をし、失敗を恐れない強いメンタルを育てることも非認知能力を育むことに重要です。
子どもが好きなことから育てる
遊びのなかでも、子どもが好きな遊びからさせることが重要です。
家の中で遊びたいのに無理やり外に連れ出す必要もありませんし、その逆も然りです。
非認知能力を伸ばしたいがために、親が遊びを選ぶと子どもの意思に反してしまいます。
あまり意識せず、できるだけ好きなことを好きなだけやらせてあげてください。
どうしても遊び方が気になるなら、子どもに提案するまでに留めておきましょう。
周りの人たちとの交流を通して育てる
遊びを通じて周りの人との関わりが出来てきます。
友だち同士で教えあったり、工作を見せあったり、おままごとでは様々な役をあたえあったりなど、社会性が育まれていきます。
時には、喧嘩をすることもあるかと思いますが、そうした経験も成長への大きな鍵となります。
小さいうちは仲直りなど親の手助けも必要になることもありますが、なるべく「どうしたい?」「それならどうすればいいと思う?」など、子どもが自分の考えを導き出せるように手を差し伸べてあげてください。
安全な環境づくりを通して育てる
好きなことを好きなだけするためには、安全な環境が必要不可欠です。
命が何より大切なので、安心安全に遊べる環境を準備するようにしましょう。
また、どうしてもケガのリスクが伴う遊びについては、親が見守りながら遊ぶようにしてあげてください。
心身ともに健康的に楽しく遊べる安全な環境つくりもとても大切な要素ですね。
子どもへの愛情を通して育てる
非認知能力を高めるには、子どもへの愛情がとても重要だと様々な研究で分かってきています。
小さいころに周りから愛されているという感覚は、精神を安定に保つことができ、自己肯定感につながります。
「すごいね」や「ありがとう」といった、前向きな言葉もどんどんかけていきましょう。
過度に伝える必要はありませんが、場面、場面でしっかり伝えてあげてください。
非認知能力が重要な理由
ここまで、非認知能力を鍛える遊びや育て方のコツを紹介してきましたが、なぜ非認知能力は重要なのでしょうか?
それは、「変化する社会に適応して生きていくため」です。
グローバル化が進み、社会の変化する速度もどんどん早くなっています。
そんな社会の中で、自分をしっかり持ち、精神的にも経済的にも安定した生活を送れる力が「非認知能力」なんです。
幼児期にしっかりと土台を作ることで、将来、子どもが心豊かに社会で過ごせるよう、今から少しずつ育ててあげてください。
非認知能力を鍛える遊びまとめ
今回、非認知能力を鍛える遊びを紹介しました。
- ごっこ遊び
- 外遊び
- 水遊び
- 工作
- 読み聞かせ
- 歌遊び
- お手伝い
実はどれも難しい遊びではありません。
積極的に日常の遊びに取り入れるようにしましょう。
また、非認知能力の育て方のコツもお伝えしました。
- 遊びを通して育てる
- 子どもが好きなことから育てる
- 周りの人たちとの交流を通して育てる
- 安全な環境づくりを通して育てる
- 子どもへの愛情を通して育てる
整理して考えると、当たり前のことばかりですね。
つまり、非認知能力を育てるには、何か新しいことをたくさんするわけではなく、日々の生活でいろんな活動をさせることが大切です。
そして、子どもの主体性を尊重し、子どもが伸び伸び遊べる場を用意してあげてください。
時には、子どもの行動にイライラすることもありますが、長い目でゆっくりと見守り、楽しみながら育てていきましょう!
子どもの成長のための知育を中心に発信してるので、ぜひ他の記事もチェックしてみてください!